一般貨物自動車運送業とは?

貨物自動車運送事業法の第2条で規定されていますが要するに、お金をもらって荷物を運ぶ仕事のことを言います。

 

軽自動車の貨物自動車で運ぶ場合は貨物軽自動車運送事業となりますが、そうでない一般の大きさから超巨大なトラックで運ぶものが一般貨物自動車運送事業ということになります。

通称、「緑ナンバー」「営業ナンバー」とも呼ばれます。

 

 

一般貨物自動車運送業の許可

一般貨物自動車運送事業の許可を取ると、

  • 運転者台帳
  • 日報
  • 点呼
  • 日常点呼

を作成したり、事業報告書や実績報告書を毎年提出しなければなりません。

 

しかし、よく考えてみてください。荷物を入れて数トン~数十トンの重量物が時速何十キロメートルで毎日多ければ数百キロメートル以上走るのです。それはかなり危険な行為であるのことは間違いありません。

 

でも、物流の中でのトラック運送が占める重要性は果てしなく大きいです。だから、国が“許可”というもので規制しているのです。運送事業という仕事に“許可”が必要なことはその仕事に誇りを持つべきことだということです。

 

だから面倒くさいルールもその誇りを持って取り組むことが必要になります。

これからは高度経済成長期とは時代が違います。

「やるべきことをちゃんとやる」「当たり前のことを当たり前にできる」業者だけが生き残っていく時代です。

 

許可を取得するための要件

一般貨物自動車運送事業の許可を取るためには、当然さまざまな要件をクリアする必要があります。

 

欠格要件のクリア

まず、事業主の方、役員の方が貨物自動車運送事業法第5条で規定されている下記の欠格要件(許可を受けられない方)に当たらないことが必要です。

  1. 一年以上の懲役又は禁錮から2年
  2. 運送事業許可取り消し等から2年
  3. 未成年、成年被後見人

厳密に言うともう少し詳しい内容がありますが、大体このような内容です。

 

まだ私はこのような案件にあたったことはないですが、この欠格要件をクリアしないと他のところをいくら頑張っても絶対に許可になりませんからまず最初にチェックしてください。

 

3つの要素のクリア

次に、大雑把に言って『モノ、ヒト、カネ』の3つの要素をクリアする必要があります。

  1. モノ:車両5台、営業所、車庫
  2. ヒト:運行管理者、整備管理者
  3. カネ:預金残高、流動資産

お金のところは利用運送事業のような「三百万円以上」などという分りやすい指標はないのですが、大雑把に言えば、預金残高の額が、

  1. 家賃の6か月分や保険料、税金の1年分、車両購入費6か月分
  2. 運転資金の2カ月分

の合計額以上であればよいこととなっています。(平成25年12月より基準変更)

 

詳しくは「営業所の選び方」「車庫の選び方」「車両の選び方」「運行管理者」「整備管理者」の各ページをご覧ください。

 

 

お客様への想い

関東営業ナンバー支援センター本部で許可を取得したお客様にはやはり、

  • 安心してトラック協会の巡回指導を受けていただきたい
  • 許可を活かして事業を拡大していただきたい
  • 許可業者としてまっすぐな経営をしていただきたい
  • 従業員教育をきちんとしていただきたい
  • 当センターの今までのノウハウ、情報を提供したい

と強く思っております。

 

そのため、許可申請の手引きを読んだだけで申請をするような業者とは違い、

  • 物流法の歴史の学習、手引き以外の法令の調査
  • 各種経営者勉強会への参加
  • 財務、営業、ホームページ、教育等のセミナー参加、書籍
  • 多くの運送事業者様と仕事以外にも会い情報を取得・提供する
  • 日々の自動車登録業務による車検証への深い知識
  • 特殊車両通行許可、緩和申請の専門家との交流による巨大車両に係る情報取得
  • 従業員教育に多くの時間と手間をかける

などに、どうにかして運送事業者様のお役に立てるようにと多くの時間を掛けております。

 

要するに、すべての時間・思考を『どうしたら運送事業者様がよくなるのか?』ということに使っているのです。

 

許可申請から許可、運輸開始届までの流れ

さて、許可申請をすると大体3か月~4カ月で許可が下ります。

しかし、許可がおりても緑ナンバーをつけなければ意味がありません。

そこまでの流れ、そしてそれからの流れを図で説明します。

一般貨物自動車運送事業:許可までと許可後の流れ図

 

このように一般貨物自動車運送事業の許可は他の許可と違い、「許可がおりたら終わり」というものでなく、許可後にやることがとても多いのです。

特に緑ナンバーをちゃんとしたタイミングでつけるためにも

「緑ナンバーの登録はお任せください」ページ(全国サイト「トラサポ」)

で事前に準備すべき書類(所有者の委任状、緩和申請など)はしっかり認識しておいてほしいです。

また、申請から許可まで3~4カ月あります。

その期間にただ待っているだけではもったいなさすぎます!!

許可を取得してからのスタートダッシュのためにその期間にホームページや営業パンフレット、新しい名刺の準備をするのがよいと思います。

 

 

当センターは、運送事業とそれに付随する業務以外の許可はほとんどしていません。

 

そのような知識・経験を持つ当センターと許可後も親密に付き合っていきたい!そんな風に考えていただける事業者様、ぜひ関東営業ナンバー支援センター本部にご依頼ください。

 

 

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