巡回指導は監査ではありません
よく事業者さんが
「今度再来週、監査が来るんだ」
とおっしゃいます。
私は
「え、監査ですか!?トラ協の巡回指導じゃないですか?」
と聞くと、大体は巡回指導のことが多いです。
そうです。
巡回指導は監査ではないのですね。
あくまで「指導」なのです。
もちろん、現在(平成26年7月)は通報制度ができてしまったので、単に指導だけでは終わらない存在にはなってきてしまっていますがあくまで指導をしにきてくれます。
どこまで帳簿をチェックするかはその担当者次第です。
基本的に甘い人は事業者には好かれるかもしれませんが、実はそこで甘いのはなんの意味もありません。
巡回指導のときにOKとしても、厳しくやっておいてもらわないと、本当の監査の時は容赦なくNGをたたきつけられてしまいます。
それでは本当になんの意味もありません。
もちろん、あまりに多い違反を報告されてしまうと、それキッカケで監査ということもありえるのですが、それならそれで指導自体は厳しくして、上への報告だけゆるくしてくれればいいのです。
そこには事業者さんの態度もあります。
「なにしにきたんだ」
みたいな態度で適正化指導員と対峙すると指導員の方だってケンカしに来ているわけじゃないのでゆるくやってしまいます。
でもそれだと本当の監査の時に意味がないのです。
事業者さんにはぜひ、巡回指導のときに素直に足りないところの指摘に耳を傾ける姿勢で受けて頂きたいと思っております。
コンプライアンスを重視する時代、その姿勢が必ず会社を守ることになります!
当センターは、運送事業とそれに付随する業務以外の許可はほとんどしていません。
そのような知識・経験を持つ当センターと許可後も親密に付き合っていきたい!そんな風に考えていただける事業者様、ぜひ関東営業ナンバー支援センター本部にご依頼ください。
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